税理士は、『国家資格を有している税の専門家』であるということで、どの税理士事務所に依頼しても同じであるとお考えになられる方も多いかと思いますが、そうとは言えません。もちろん、簡単な税金計算を1度きりというケースであれば差は出ないでしょう。

しかし、税理士事務所が依頼を受ける仕事の大部分は、「期間としては長期間」であり、「作業としてはかなりの専門知識を要する」というものが多くを占めます。これが、税理士事務所に対しての評価が大きくわかれる原因となります。そして、直接満足度を左右するのが、「税理士自身のレベルによるもの」「事務所スタッフのレベルによるもの」の2つです。詳細は、順を追ってお話させて頂きたいと思いますが、まず総論として、『税理士という仕事の特殊性』『税理士の年齢層』についてお話をさせて頂きたいと思います。

 世の中には様々なお仕事があります。そして、多くの資格があります。税理士業務は「専門知識を生かした人的サービス業」という位置づけになりますが、この様なお仕事や資格は多数あります。しかし、税理士という仕事・資格は他の仕事や資格とは大きく違う『特殊性』を有しています。もちろん、上記で述べました通り、「長いお付き合いとなる」という点も特殊性の1つですが、その他として挙げられるのが「数字を扱う仕事」であるという事です。もう少し付け加えますと、「単なる書類作成や申請書作成などの事務処理の代行とは違い、行為や処理の方法により、結果としての数字(利益・税金等)が変わってくる」ということであり、更にはその結果が「意思決定・経営判断等に大きな影響を与える」という事です。

 日本は「少子高齢化が進んでいる」とよく言われます。年金制度にしても、大学入試制度にしても、この問題が多大な影響を与えている事は周知の事実です。さて、税理士業界はどうなっているのでしょうか?ご多分に洩れず、税理士業界も高齢化社会となっています。先日ある小冊子で載っていたものには、平均年齢「59.86歳(平成21年1月1日現在)」と出ていました。年齢層別のデータは残念ながらでていませんでしたので、かなり古いデータとなってしまうのですが、少しでも参考になればということで、『日本税理士会連合会』約6年前に行った『第5回税理士実態調査』を掲載させて頂きます。

【税理士の年齢層】

年齢層

割合 

20歳代

1.1%

30歳代

10.4%

40歳代

15.6%

50歳代

19.3%

60歳代

18.4%

70歳代

29.1%

80歳代

5.4%

無記入 

0.7%

 上記の通り、20歳代〜30歳代の若手税理士は非常に少なく、逆に60歳代以上の税理士が半数以上を占めています。税理士業界は、高齢化社会というものをこえて、まさに超高齢化社会といっても過言ではないでしょう。

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信州大学を卒業後、信用金庫、税理士事務所勤務を経て横浜市中区(桜木町)にて開業

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